泣き叫ぶ子供

前回の記事で、バリ島の子育てについて書かせてもらったので、
今回もそれに関連するお話。

lotus

 

以前、乗り物の中で泣き叫ぶ子供に関して
ネット上で議論が戦わされていた・・・
なんて話がニュースになっていました。

実際、その渦中にあった人たちが
どんな状況であったのか分かりませんので、
どちらが正しいとか、悪いとか言うつもりもありません。

きっと泣き叫ぶ子供を前に、親も疲れきっていたのでしょう。

きっと泣き叫ぶ子供や、それを止めることができない親を見て
怒りを憶えた人も、きっと自分自身が泣き叫びたいほど
疲れきっていたのでしょう。

そして、その子供もきっと泣き叫ぶほど、
伝えたいことがあったのでしょう。

さて、

もしその場にいたのが、みんなバリ人だったらどうなったか?

きっと周りの人達がわらわらと集まってきます。

何も知らない日本人だったら

「何、何、何!?????」

てことになるかもしれません。(笑)

そして、

「まあ、かわいい!」

「あら〜どうしたの~?」

「だっこさせて~」

「あらあら、泣かない泣かない」

「名前はなんていうの?」

などと言いながら、親の許可も得ずに子供を抱きかかえるでしょう。

そして、勝手にあやしはじめ、

「あたしにもだっこさせて~」

「あたしにも~」

「次はあたしよ~」

って感じで、それこそ親が何も言わなければ
勝手に子供を何処かに連れて行って遊ばせ始めます。

気づけば

「あれ、うちの子どこいった?!」

なんてことになります。

で、

子供はおもいっきり甘やかされて上機嫌になっていたりします。

「トゥリマカシ〜(ありがとう)。」

なんて言えば、

「サマサマ~(お互い様、同等同等のような意味の言葉)」

なんて言葉を返してくれるでしょう。

きっとそこには、にこやかな笑顔の輪が広がるだけの
そんな風景になっていたことでしょう。

たぶん、
日本にもかつては、そんな光景が当たり前の時代も
あったのかもしれませんね。

 

子育て中のお母さん、
日本での子育て、本当に大変だと思います。

時には信頼して、人に任せて
ゆっくり自分を大切にする時間も
必要かもしれませんね。

応援してます。(^ ^)v

 

世界に愛と悦びを・・・

MASARU

 


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