叱られた事のない子供たち

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バリ島の人たちは、とても笑顔が印象的です。

大人もみな、子供のように屈託のない笑顔で笑います。

バリ島以外のインドネシアの人たちも、バリ島に
やってくるのですが、同じインドネシア人でも
やっぱり顔つきがちょっと違うのです。

いろいろと話を聞いてみると
どうも、自己肯定感がとても強いようです。

バリの人たちは、とっても子ども好き。
子供たちは、大人から叱られないで育ちます。

街中で、子供が注意されたり、怒鳴りつけられている光景を
見たことがありません。

子どもが何をやっても、たいがいの事では怒られないようです。

赤ちゃんは、常に誰かに抱っこされていて、
どうも地面に触れさせると、悪霊に取り憑かれると
信じているようで、決して地面に降ろしたりはしません。

乳母車のようなものも、売ってはいますが
バリ人の人たちが使っているのは見たことがありません。

ず〜っと抱っこしてるのです。

うちに来てくれていたベビーシッターさんも、
うちの末娘をず〜っと抱っこしてくれていました。

もちろん眠ったら、布団の上などに寝かせてくれますけどね。

でも、あのず〜っと抱っこしてくれる様子は
頭が下がりました。

で、4歳とか5歳とかになっても、
叱りつけられることなく育ちます。

たぶん、日本だと「過保護!」って言われるかもしれません。

つまり、あまり否定されずに育ちます。

するとどうなるか?

わがままで嫌な奴になりそうですよね?

でも、バリの人たちはとても平和な人たちで、
大人同士が喧嘩をしたり、
誰かを威嚇して、強さや力をアピールして歩いているような人も
見たことがありません。
いわゆるティーン・エイジャーと呼ばれるような世代でも。
(もちろん裏の世界の方達はそれなりにいらっしゃるそうですが)

時々、ちょっと悪ぶったファッションをしている子達も
見かけますが、それでも相手を攻撃しようという
エネルギーは全く感じません。

そして、屈託のない笑顔を見せてくれます。

ただ、もしかしたらいわゆる”頑張る”事は出来ないかもしれません。

だから、スポーツの世界チャンピオンみたいな人は
きっと出てこないんじゃないでしょうか。

誰かに褒められるために、自分を認めてもらうために
頑張る必要がないから。

誰かに愛されなくなったら生きていけない・・・
そんな恐怖を感じていないから。

競争して、他の誰かよりも優秀で、自分には価値がある・・・
なんて事を証明する必要がないから。

だから、頑張れない。

いつものんびりとマイペース。
そして、ニコニコと暮らしていられる。

「ノルマが!納期が!売上が!成績が!」
なんて事でアタフタしたりしない。

 

どこかで、私たち日本人は恐怖感を感じやすいDNAを
持っているという話を聞いたことがあります。

日本人は怖がりだから、努力をするのかもしれませんね。

だから、世界でもトップクラスの物や街を築いてきたのでしょう。

バリ島や、マレーシアなどのアジアの空港から、
日本の空港に着いた時の日本の建造物の人工的な美しさと言ったら、
たぶん世界一なんじゃないでしょうか?
(特にトイレの美しさ!)

でも、ニコニコと家族で幸せそうに暮らしている人の姿は
バリ島の方が多いかもしれません。

もちろん、ナンバーワンを目指すのも美しい。

でも、ナンバーワンにならなくても美しい。

あなたが、どちらを選ぶか?

あなたは、どちらが好きか?

どちらも、間違ってはいないんですよね。

僕ですか?

僕は、のんびりまったりが好きですねぇ・・・

目標を掲げてバリバリとっ!・・・てのは無理です!(^_^;
ごめんなさい。m(_ _)m

なので、ゆる〜りとマイペースで生きております。

ということで、ブログの更新や新商品のアップなど、
遅れがちではございますが、、、
ぜひ、またお立ち寄りを・・・。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

世界に愛と悦びを・・・

MASARU