バリ島での出産(1)
オルゴナイトとは、全く関係のない話になりますが、僕がバリ島と日本を行き来する中で出会った面白い出来事もご紹介していきたいと思いまして、今回は我が家のバリ島での出産について書かせていただきますね。
うちは、妻と三姉妹の五人家族なのですが、末の娘はバリ島で生まれました。
こういうと、大抵
「奥さんは、バリの方なんですか?」
と訊かれるのですが、うちの奥さんは純日本人です。^_^
なぜ、バリ島で出産することになったのかというと、まあいろいろありますが、その当時、僕たちの中で一番安心して出産ができる環境を探していて、辿りついたのがバリ島だった・・・というのが、一番あっているかと思います。
子供を生むためにバリ島に行って、そこでオルゴナイトに出会い、今こうして皆さんにオルゴナイトをご紹介していることを思うと、人生というものの不思議さ、面白さを感じます。
さて出産ですが、当時暮らしていたウブドのゲストハウスのバスタブの中で行われ、もちろん僕も立ち合うことができました。
いろいろと面白いエピソードもあるので、それを今回ここでシェアさせていただきますね。
ただ、今の日本の医療事情からすると、非常識な部分も多々あると思いますので、決して僕たちの経験した事をお勧めしている訳ではありませんので、あらかじめご承知おき下さい。
m(_ _)m
では早速その時のお話しを・・・
その日、すでに予定日を数日過ぎた状態にもかかわらず、陣痛もなく、生まれそうな兆しもありませんでした。
午前中にバリ島でご縁をいただいた助産師さんに診察していただいて、
「どうする?今日にする?」
ときかれました。
この助産師さんがまたすごい人で、アメリカ人なのですが、バリ島で地元の人たちの出産を無料で請け負っている方で、アメリカのCNNニュースで世界中からの投票により、その年の世界のヒーロー(ヒロイン?)ナンバーワンに選ばれた人でした。
お名前はロビン・リン(Robin Lin)さん。
皆、親しみを込め「イブ・ロビン」と呼んでいました。イブとはお母さんという意味です。
僕の帰国の都合もあって、そろそろ生まれてくれないと困る事情もあり、助産師さんも翌日から別の島に出張で数日は留守にするとの事だったので、できればその日に出産できればという状況でした。
かと言って、日本の病院のように陣痛促進剤を使うという選択肢はありません。
彼女が提案したのは二つの選択肢。
1. メイクラブをする(^_^)
2. カスターオイルを飲む(?!)
でした。
いや~日本にいると「????」という提案ですよね。
「1」は、子宮を収縮させるなどの効果から、陣痛を促進する効果があるらしいです。
しかし、さすがに昼間から陣痛促進の目的で・・・う~ん・・・という事で選択肢からは外れました。(^_^;
「2」の「カスターオイルを飲む」・・・なんだ?カスターオイルって?
って事になった訳です。
カスターオイルってなんだか、ご存知でしたか?
僕なんかは、車のエンジンオイルで「カストロール CUSTROL」というメーカーがあるじゃないですか?
もしかして、車のエンジンオイルを飲めというのか?!・・・なんて考えてしまいました。
しかし、近くの自然食品店あたりで手に入るだろうという事で、かつエドガー・ケイシーなどが、これを塗るだけで様々な病を治癒させていたという事なので、さすがにエンジンオイルではないだろうと・・・。(笑)
で、まあインターネットで調べてみると、
カスターオイル=CASTOR OIL=ひまし油
という事でした。
ひまし油というのは、通常マッサージオイルなどで使用される物ですが、飲むと下痢を引き起こすとの事。(^_^;
そして、実際エンジンオイルとしても利用される事があり、先ほどのカストロール社の名前も、カスターオイルに由来してるとの事でした。(笑)
まあとりあえず、これが一番体にも優しいかなぁ・・・という事で、この方法を選択する事になりました。
そして、近くの「バリブッダ」という自然食品屋にカスターオイルを買いに行き、早速、妻はコップ半分ほどでしたが、カスターオイルを一気飲み。
感想はやはり「うぇ~~~~~っ!」でした。
オイルを飲んでから約1時間ほどたった頃だったと思います。
見事に妻が、陣痛なんだか下痢なんだか良く分からないけど、お腹が痛くなりだしたのでトイレに籠りました。
そして、イブ・ロビンに連絡を取ったところ、出産の準備をして駆けつけてくれる事になりました。
さあ、いよいよ、出産です。
ここからがまたいろんな事が起きるのですが、だいぶ長くなりましたので、この続きはまた次回に・・・
世界に愛と悦びを・・・
MASARU
日本で初めてのオルゴナイト専門店『LOVE ORGONe ラブオルゴン』
http://orgonite.jp
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